
開業準備で競合分析をするとき、
まず近くにあるクリニックを調べる方は多いと思います。
「このエリアには内科が何件ある」
「駅の近くにクリニックが集中している」
「同じ診療科のクリニックがある」
もちろん、こうした情報も大切です。
でも、それだけでは競合分析としては少しもったいありません。
大切なのは、競合の「強み」と「弱み」まで見ることです。
例えば、
✓ どんな患者さんに選ばれているのか
✓ どんな診療やサービスを強みにしているのか
✓ 患者さんが便利だと感じているのはどこか
✓ 逆に、不便に感じていそうな部分はどこか
ここまで見ていくと、単純な競合の数だけでは分からなかったことが見えてきます。
そして、その先にあるのが、
「自分のクリニックは、どこで選ばれるのか?」
という視点です。
競合と同じ診療内容、同じ診療時間、同じサービスを提供するだけでは、患者さんから選ばれる理由を作るのは難しくなります。
だからこそ、競合分析は「真似するため」に行うものではありません。
地域の中で、まだ満たされていないニーズや、空いているポジションを見つけるために行うものです。
競合が多いからダメなのではなく、
競合を知ったうえで、自分のクリニックがどこで勝負するのかを考えることが重要です。
開業前には、近隣クリニックの数だけでなく、
「なぜ選ばれているのか」まで確認してみましょう。
次回は、**「診療圏調査は本当に必要なのか?」**について解説します。