
クリニックの開業準備をしていると、「人通りが多い場所なら、患者さんも自然と集まる」と考えてしまいがちです。
もちろん、人通りの多さは立地選びにおいて大切なポイントです。
しかし、人が多い=良い立地とは限りません。
本当に重要なのは、**「その場所に、来てほしい患者さんがいるか」**という視点です。
たとえば、働き世代をターゲットにするなら、駅からのアクセスや周辺のオフィス・住宅環境が重要になるかもしれません。
一方で、高齢の患者さんを中心に考えるのであれば、駅前の人通りよりも、住宅地からのアクセスや駐車場の有無が大きな判断材料になることもあります。
つまり、どれだけ人が多い場所でも、ターゲットとなる患者さんが少なければ、思うように集患につながらない可能性があります。
逆に、人通りが少ない場所でも、ターゲットと地域性が合っていれば、十分に強い立地になるのです。
良い立地とは、「人が多い場所」ではない
クリニックにとっての良い立地とは、
「人が多い場所」ではなく、
「来てほしい患者さんがいる場所」
です。
だからこそ、物件を決める前に、
- 周辺にはどんな患者層がいるのか
- ターゲットとなる患者さんはどれくらいいるのか
- 地域の特性と診療内容が合っているのか
こうした点を確認しておくことが大切です。
立地は、一度決めてしまうと簡単には変更できません。
「人が多いから」という理由だけで決めるのではなく、自院のターゲットと地域との相性まで見たうえで、慎重に判断しましょう。
次回は、**「競合分析で何を見るべきか」**について解説します。
同じエリアの中で、患者さんから選ばれるクリニックをつくるためのポイントを紹介しますので、ぜひ次回もチェックしてみてください。